増配しても配当利回りは低いままということは・・・?
日本でもお馴染みの会員制倉庫型小売業のコストコホールセール【COST】さんの
次回四半期配当権利落ち日が迫ってきております。
次回の四半期配当権利落ち日が4/28となっておりますので
今から購入してもまだまだ間に合います。
また1株あたり前回まで0.79ドルだったのが0.9ドルに増配されています。
増配率としては約14%増配されたことになりますね。
連続増配記録は途切れているものの順調に増配されています。
それだけ事業自体も伸びているのでまだまだ増配出来る余力もありますね。
コストコの株価はこんな感じです。
年明けから下落傾向でしたが2月からジリジリと上昇を続けて一時600ドルを超えました。
そこから少し下げていますが現在の株価水準で配当利回りは0.6%です。
S&P500採用銘柄の配当利回り平均は1.5%くらいと考えると配当だけで見るとかなり寂しいです。
コストコの場合ガンガン増配しても株価の上昇が速すぎて
配当利回りで見ると物足りないという成長株によくある現象が起きています。
株価がガンガン下がっていくと配当利回りは上昇しますので
配当利回りだけで見ると罠にハマることもあるのでご注意ください。
株価が下がっている理由が業績不振であれば尚更です。
業績不振を理由にそのうち減配や無配に転落する可能性もありうるからです。
そうなればさらなる株価の下落は避けられず損をするという最悪パターンにハマります。
話が少し逸れましたがコストコといえどインフレの真っ最中なので
好調な業績がこのまま持続するかどうかはなかなか不透明ではあります。
ただ営業利益のほとんどを稼ぐ利益の源泉=年会費の値上げを示唆しています。
コストコでは5年おきに年会費の改定を行っており前回の値上げは2017年なので
今年値上げされる可能性はかなり高いです。
たとえ値上げされたとしても大きな会員離れが進むとは考えにくいので
今後も安定的に業績を伸ばしていくと思っています。
よっぽどのことがない限り売ることがない銘柄ですね。
詳しくはこちらでも記事にしていますので良かったらどうぞ⇓
【COST】初心者におすすめしたい米国株シリーズ コストコ・ホールセール - セラフの投資ブログ
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