誰もが知ってる飲料メーカー。
コカ・コーラ【KO】は世界最大の飲料メーカーでもちろん日本でも大人気ですが
2021年第2四半期決算情報を読み解いてみたいと思います。
コカ・コーラ2021年第2四半期決算
株価チャート
まずは現在の株価がどう推移してきているかを見ていきたいと思います。
コカコーラの株価は上場から一貫して上昇を続けていて2020年2月では60ドル付近まで上がっていましたが
コロナショックによって急落し一時40ドルまで下落しました。
そこから一気に株価回復とはいかず45〜50ドルあたりで推移していましたが
2020年末には上昇したものの2021年に入って急落、しかし現在までジリジリと株価を上げて
画像の中に株価が入っていませんが前日の終値で56.8ドルとなっています。
配当実績について
次回四半期配当権利落ち日は9月14日となっており1株につき0.42ドル支払われる予定です。
ここ1年は株価が少し下がっていたこともあり配当利回りは大体3%台で推移しています。
飲料メーカーということもあり業績に安定感があり知名度も抜群なので割安になることが少ないですが
それでも現在の配当利回り水準はS&P500採用銘柄の平均配当利回りを上回っていますし
連続増配58年となっていて非常に魅力的な配当株でしょう。
2021年第2四半期決算
主な決算の内容としては
純売上高 101.29億ドル
営業利益 30.16億ドル
株主に帰属する純利益 26.41億ドル
希薄後1株あたりの純利益 0.61ドル
Investor Relations :: The Coca-Cola Company (KO)
売上高は前年同期比で42%増加してアナリストの予想平均を上回りました。
これはコロナワクチンによって経済活動の再開されつつあることと
昨年はコロナの影響を受けていたので大幅に業績が回復しています。
地域別に見ても増収増益となっていてコロナの影響から力強く回復していることがわかります。
これを受けて同社は通期の売上高の見通しも引き上げています。
決算発表からの予測
新型コロナの影響から着実に回復しつつある決算内容であり好感出来る内容だったと思います。
とはいえ世界中で新型コロナの影響がなくなっている訳ではなくワクチンの接種率が低い地域や
変異株の影響もあって回復が遅れている地域もあり完全に回復しきっている訳ではありません。
今後本格的に経済回復に向かった場合同社の業績は更に伸びる可能性があります。
そうなればコロナショック以前の60ドルを奪還することも大いに考えられますね。
【KO】初心者にお勧めしたい米国株シリーズ コカ・コーラ - セラフの投資ブログ
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