楽天モバイルが全国24,000局の郵便局を手中に収める。
昨年新たなMNOとして参入した楽天モバイルですが参入から約1年で
当面の目標でもあった300万回線加入を達成しました。
ただ300万回線契約はそのほとんどがインターネットからの申込みとなっています。
なぜなら楽天モバイルの実店舗数は全国で約200店舗ほどしかなく
競合の3大キャリアはそれぞれ約2,000店舗超と10倍ほどの差があり
この差は楽天モバイルの弱みでもありました。
2020年12月に楽天と郵政グループは物流分野で協業を進める業務提携を結びましたが
その協業の範囲が携帯電話やDX(デジタルトランスフォーメーション)などに広げることとなり
また日本郵政が楽天の発行済株式の約8%を取得し大株主となることでも合意しました。
協業の範囲が携帯電話分野にも広がることは全国にある24,000局ある郵便局で
楽天モバイルの販促が出来る様になれば3大キャリアの持つ実店舗の10倍となります。
また日本郵政にとってもリアルの世界では強固なビジネス基盤を持ちますが
デジタル化の進展によって年賀状を筆頭に郵便の配達件数が激減していて
全国24,000局の郵便局の実店舗コストが重くのしかかっています。
インターネットビジネスに強い楽天との協業によってその実店舗を有効活用出来るはず。
大きな期待を抱かせる組み合わせとなりました。
その期待が楽天の株価チャートにも現れております(笑
今後の動きにも注目したいところですね。
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