ヘルスケア銘柄をポートフォリオの一部にしてはどうでしょうか？？
今回オススメしたい米国株はアッヴィ（NYSE:ABBV）です。
アッヴィをオススメしたい理由
アッヴィってどんな会社？
アッヴィは主に医療現場で使用される医薬品を製造しており日本の医療現場でも
使用されている非常に大きな製薬会社の一つです。
米国の大手製薬会社Abbott Laboratoriesの分社化によって誕生していて
創業は2013年と歴史は浅いですが分社化前から数えると
創業100年越えとなる伝統的な企業となっております。
アッヴィの売上高は？
上の図はAnswersNewsがまとめた2019年12月期の製薬会社売上高ランキングです。
アッヴィは332.66億ドルで世界第8位となっております。
アッヴィの主力商品は関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」で医薬品市場でも圧倒的な売り上げを叩き出しており
高い収益を上げていましたがヒュミラの特許が2021年から各国で切れ始める為
ヒュミラに代わる製品を生み出せるかどうかがカギとなりそうです。
ちなみにシャイアー買収を行った武田薬品工業が日本の製薬会社では初めてTOP10入りを果たしています。
アッヴィの業績推移は？
こちらがアッヴィの業績推移5年分と2020年の予測です。
売上高は右肩上がりを記録していますし当期利益も順調に増加しています。
2020年5月にはアイルランドのヘルスケア企業であるアラガンの買収も完了しており
今後売上高や利益を大きく寄与してくれそうです。
このアラガンの買収が先ほど触れたヒュミラに代わる収益の柱となりそうなのです。
元々アラガンが得意とするのが美容医療や婦人科などの女性向け製品で
今までアッヴィが手掛けてこなかった分野となるので製品ポートフォリオの多様化に繋がり
より安定して収益を上げることが出来る様になりそうです。
最後に
ヒュミラの特許切れによる売上高減少のリスクはありますが他の製品の開発や
アラガン買収による製品ポートフォリオの多様化によって対応していけば
今後もアッヴィの成長が見込めるはずですし
同社はS&P500の構成銘柄の一つでもありますのでオススメです。
また医薬品は病気の治療に使用されるものなので景気が悪くなったからといって
すぐに需要が落ち込むということも少ないです。
そういう意味でもヘルスケア企業に投資しておくのも景気減退局面において重要です。
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