1,000兆円の1割でも株式や投資信託に向かえば景気はよくなるのでは?
日銀が25日発表した2021年1〜3月期の資金循環統計によると
家計が保有する金融資産が前年同月比+7.1%増の1,946兆円となり過去最高となりました。
内訳では現金が1,056兆円と半分以上は現金で保有していることになります。
株式と投資信託の評価額は合計で279兆円となっていて全体の14%程度です。
この割合は米国や欧州と比べると現金の割合がこれほど多い国はありません。
日本銀行が発表している資金循環の日米欧比較によるとこんな感じです。
参考元 資金循環の日米欧比較
米国と比較するとざっくり現金と株式などの割合が逆になっています。
それだけ株式や投資信託などのリスク資産を保有して資産を伸ばしているということになります。
現在の株高も金融資産の割合から見ても恩恵を感じている人は少ないことになります。
米国でこれほど株式や投資信託などの保有割合が大きいのは基本的に株式や投資信託を長期保有すれば
資産が増えることが理解されていてそれが当たり前になっているからではないでしょうか?
S&P500やNYダウ、NASDAQ株価などを見ていても基本的には右肩上がりですし
現金で持っていても緩やかに確実にインフレしているので価値は目減りしています。
生活防衛資金は必要ですが1,000兆円もの現金が動かずそのままなのはもったいない。
その1割でも100兆円ありますがそれが株式や投資信託などに向かえば株高によって景気も良くなるし
景気が良くなれば企業の業績もよくなり更に株式や投資信託の評価額も上がるはず。
この1,000兆円が少しでもお金を生む場所に行くことが日本経済復活の狼煙になるはずです。
少しでもそうなる様になればいいなと思いますし自分も頑張りたいと思います。
投資で未来に種を蒔こう。
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