米国は規模が違いますねぇ。
米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した資金循環によると
3月末の家計の金融資産が109兆ドルとなり過去最多となりました。
株高によって富裕層の持つ資産価値上昇はもちろんのこと
政府の現金給付によって中低所得者層の資産も増えた結果でしょう。
内訳としては株式と投資信託の合計が約40兆ドルなので金融資産全体の36%程度です。
金融資産の大体1/3くらいは株式や投資信託ということになりますが
富裕層がかなりの額を保有しているので参考程度でお願いします。
(所得階層上位1%だけで国民全体の43%ほど持っています。)
日本の場合家計の金融資産における株式と投資信託の合計は14%程度で
現金の割合は50%超えなので日本人は現金が好きだと言えます。
日本も家計の金融資産は増えていますが現金の割合が多いので
現在の株高の恩恵はあまり感じられずもったいない状態です。
救いとしてはネット証券を中心に口座開設がどんどん伸びてきていて
株式はそれほど増えていませんが投資信託の割合が増加しつつある点でしょうか。
資本主義社会ではゆるやかなインフレを目指していくのが基本となるので
物の値段はゆるやかに上がっていくことになります。
額面上は減っていませんが相対的には減ることになる現金は過度に持つべきではないでしょう。
銀行に預けていてもほとんど金利も付きませんので債権や株式、投資信託などを購入して
少しでもインフレに負けない様にしておきたいですね。
投資で未来に種を蒔こう。
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