日本経済に夢を持てないのが原因だよ。
日経CNBCが2月8日に発表した日経CNBC読者へのアンケートの中の１問が話題になっています。
それは「あなたは岸田政権を支持しますか？」というよくある政権支持率を調査しているのですが・・・
なんと支持すると答えた割合が3％しかないという衝撃的なものでした。
しかも支持しないと回答した人が95.7％というのもなかなかです。
回答しているのが個人投資家が中心になると思いますがここまで極端なのも珍しいですね。
概ねメディアで発表される政権支持率は良好ですので大きな開きがあります。
個人投資家から強烈にNOを突きつけられていますが大きな理由としてはこの2つかなと思います。
「金融所得課税の強化」と「自社株買いの制限」を打ち出していること。
金融所得課税の強化は単に増税になりますし、
自社株買いの制限をすると今まで以上に株価が上がりにくくなります。
これを言い出した途端に日経平均株価が急落したのでとりあえずやめていますが
またいつ言い出すか分かりませんので警戒されていますね。
他にも上げればきりがないですがそもそも支持されない一番の理由は
日本経済を良くする気が微塵も感じられない点じゃないでしょうか？
投資家からすれば岸田総理の「新しい資本主義」が日本経済を今より悪くすると
判断されているから3％しか支持されていないのでしょう。
新型コロナ感染拡大によって需要が落ち込んでいる今は需給ギャップを埋める政策が必要だと思いますが
そういうことをやる様な素振りもなく需要は落ち込んだままです。
需要が落ち込んでいるのが目に見えている状態で経営者が新たな設備投資や雇用拡大をするんでしょうか？
設備投資や雇用拡大がなくて景気がよくなるんでしょうか？
みんなお金を分配して欲しいんじゃなくてちゃんと稼げる様にして欲しいと思ってると思うんですが・・・。
この辺も日本株に投資したくならない理由の一つですかね。
ちなみに10-12月期のGDP速報は実質年率5.4％のプラスとなりましたが
それは新型コロナ感染拡大が落ち着いていていて個人消費が伸びていたから。
その感染拡大を抑え込んだのが前菅政権が行った迅速なワクチン接種によるもので岸田政権は関係なし。
むしろその間なにもしなかったので今年に入ってオミクロン株流行によって
経済を止めているので1-3月期のプラス成長は期待薄ですね。
と酷評していますが政権支持率は依然として高いままなので私が間違っているのかもしれません。
ということで私はせっせと日本株ではなく米国株への投資を行っていきたいと思います。
投資で未来に種を蒔こう。
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