米国株が株式投資における最適解である多くの理由。
筆者が何故投資先として米国株を中心にしようと考えたかという理由について書いています。
まだ投資を始めていない方や興味がある方には参考になると思いますので良かったら読んでみて下さい。
米国株をお勧めする理由
株価が基本的に右肩上がりだから
今なら株式投資をやろうと思って証券口座を開設すれば日本株だけでなく
簡単に世界中の株式を購入する事が出来ます。
そこで私がお勧めしたいのが米国株です。
何と言っても世界No.1の経済大国であり基軸通貨であるドルを保有していること
軍事力もNo.1であり覇権国として君臨している米国が株式でも無類の強さを発揮しています。
代表的な株価指数である米国のNYダウと日本の日経平均の10年間の表です。
ニュースでよく言う日経平均株価は日経225の事です。
この10年間では大きな株価下落がないので一応日経平均も右肩上がりと言えます。
ただ米国のNYダウやS&P500は過去最高値更新をし続けていますが
日経平均はこの10年で相当戻したとはいえバブル時に付けた終値38915.87円を大きく下回っています。
日経平均株価の過去最高値は経済実体を伴わないバブルだったので思いっきりはじけてしまいましたが、
米国のNYダウは高値圏にあると言われ続けながらも過去最高値を更新しています。
現在NYダウはバブルとまではいかず経済実体をある程度伴っていますし力強い経済成長が裏付けとなっているので
少し下がることはあっても長期的に見れば上昇していくので高値圏にあるといってもそれほど心配いらないと思います。
実際に投資を行うにあたって基本的に右肩上がりの相場にいれば儲かる可能性が上がるはずと考えて米国株を中心に投資する事にしています。
株主ファーストが根付いているから
米国企業は株主に配当を支払うまたは株価を上げる為の努力をする事が第一に考えられています。
経営者にとって自社の株価が自分の成績表となるからです。
どれだけよい経営をしたとしても株価が下がってしまっては経営者としては評価されません。
その裏付けとして米国株では連続増配株という毎年連続して増配(配当を増やす)する株がたくさんあります。
長いものでは60年以上もの間ずっと増配している株を筆頭にずらっとあります。
日本では花王が最も連続増配していますがそれでも30年ほどですから
如何に米国企業が株主への還元を大事にしているかが分かります。
ちなみに2008年に訪れた100年に一度の株価暴落と言われたリーマンショック時ですら増配しているのだから恐れ入ります。
ちなみにその当時日本企業は軒並み減配や無配ラッシュです。
自分の大事なお金を出資するとしたら日本株より米国株にしようと思うのは自然です。
米国企業は世界中で稼ぐ力があるから
米国株の時価総額TOP10を見ても日本でもおなじみの名前がずらっとならんでいます。
もちろん日本以外でも世界中に拠点を持ち稼ぎまくっています。
おおよそ米国企業が自国以外で稼いでいる額は4割程度で、自国内は6割くらいの割合です。
世界中で稼いでいるのでこれから世界の人口はどんどん増えていく予測です。
人口増加に伴って世界経済も成長していくでしょう。
その恩恵を世界で稼いでいる米国企業は享受出来ます。
そしてその稼いだ分を我々株主にも分けてもらえます。
米国が先進国の中でも人口が増加しているから
米国の人口ですが先進国の中では唯一増加しているのも魅力です。
さきほど触れましたが人口が増加するという事は経済にとってプラスに働きます。
何故なら人口が増えれば衣食住がその人口分必要になって消費が伸びます。
消費が伸びるということは需要が生まれるので生産活動も活発になり労働需要も生み出されてどんどん経済が回っていきます。
自国の経済も安泰で世界でも稼ぐ企業がずらり並ぶなら投資しない手はないでしょう。
ちなみに日本の場合これからどんどん人口が減っていきます。
日本国内の消費がGDPの半分ほどを占めるので経済の先行きはかなり暗いでしょう。
需要が見込めなければ企業は設備投資を控えますし
労働者を雇うことも減らしたり賃金を上げなくなります。
労働者の可処分所得が増えなければ更に消費が減るという悪循環に陥っていきます。
日本に足りないのは需要喚起の政策だと思いますが今の財務省では無理なので諦めます。
1株から購入出来るから
筆者もそうですが投資に回せるお金が多くない場合にはこれもメリットとして考えられます。
日本株の場合最近ネット証券などで1株から買えたりしますが基本は最低単元が100株なんですよね。
仮に株価が1万円なら100万円必要となるので庶民にはちょっと厳しいです。
買えたとしてもその銘柄と心中する様な形になるのでそれは避けたい。
その点米国株は1株から購入出来ますし、誰でも知ってるグローバル企業でも意外と安いんですよね。
たとえば世界No.1飲料メーカのコカコーラだとこんな感じ。
前日終値1株60ドルなので1ドルが115円くらいなので7000円くらいで買えます。
しかも楽天証券を始めとするネット証券なら米国株の買付手数料も安く買いやすいです。
少額で購入しやすくなったのはすごくいいことですね。
気に入った株があれば1株ずつでも購入出来るので気になった時に少しずつ買って増やすことも出来ます。
ドル建て資産を持てるから
日本に住んでいる場合であれば円さえあれば基本問題ないのですが
円だけで資産を持っているという事になると円という通貨に全てを託しているのと同じ事になります。
為替レートは政治的な力である程度動いたりもしますが基本的には国力の差を表すものなので
仮にこれから日本が経済的に弱くなっていってしまうと
相対的に円の価値が下落していってしまい自分の持ってる資産も下落してしまいます。
米国株を保有するということは米ドル建ての資産となりますので
米国株を持っておくという事はリスクヘッジになっていい事なんじゃないかなと思います。
結論:米国株で異議なしでしょう
とまぁ色々と理由を挙げてみましたがどうだったでしょうか?
自分が最初投資をしようと決心し色々調べたり聞いたりした中で
自分が納得出来た理由なので自分としてはこれを根拠に米国株にしました。
仮に今後株価が暴落して損をしても納得出来るかなと思っています。
さきほど日本の経済の先行きは暗いと思っていますと書きましたが
これこそ私が米国株投資をして資産を少しでも増やしたいと思っている最大の理由となっています。
御存知の通り私の世代では年金だけで老後生活を送るにはかなり厳しい。
労働をせずに年金以外でも収入を得る仕組み作りを今からしておけば少し安心出来ます。
皆さんも自分で納得出来る理由を見つけて投資にチャレンジしてみませんか?
今回はメリットについて最大限強調してみましたが、
筆者が考えるデメリットについても記事にしております。
⇓下記リンクにて飛べますので良かったら見て下さい。
これを読んで株式投資、米国株投資に興味を持ってもらえれば幸いです。
投資で未来に種を蒔こう。