ソフトバンクGが発表した2021年3月期の決算で純利益が4兆9,879億円になったと発表しました。
日本企業の純利益額としては2018年3月期にトヨタ自動車が2兆4,939億円が最高で
これを大幅に上回って記録更新となりました。
先月の時点で4兆後半利益が出そうだというニュースもあったのですがほぼ5兆円でしたね。
ちなみにGoogleの親会社であるアルファベットが発表した2020年12月期の純利益が
402億6,900万ドル(約4兆3,800億円)なのでソフトバンクGはGoogle超えを成し遂げました。
といえば聞こえはいいのですが会社として評価され株価に反映されているかというとそうでもないんですよね。
好決算を発表したのに株価下げちゃってますし。
純利益の中身は主にベンチャー企業に投資する『ビジョン・ファンド』の運用益であり
現在の評価額なので株価が値下がりすれば大きく利益を失います。
昨年はコロナショックもあって1兆円近く赤字となっていますので利益の幅が大きいんですよね。
孫社長は株価が低く評価が低すぎると発言しておりますが投資家からの評価は
今の所それほどでもないということでしょう。
個人的にはソフトバンクGよりアルファベットの方が今後もより株主に報いてくれると思うので
どちらの株を買いたいかと聞かれたらアルファベットの方を買いたいと答えると思います。
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