【ARCC】高配当株は購入するタイミングで二度美味しいかも。

ちなみに今は買い時ではないかなぁ。

 

ARCCはハイリスクです。

筆者も保有しています高配当が魅力である『ARCC』ですが購入するタイミングが悪いと

高配当な反面ハイリスクなので株価下落局面では真っ先に売られます。

たとえ配当を貰えたとしても株価がそれ以上に下落してしまい含み損を抱えてしまいます。

株価はいち早く下落するが株価回復は他の銘柄よりも比較的遅いのでハイリスクと言えます。

しかし配当利回り10%前後という高配当なので配当目的で保有してみたい。

そんな方(自分含む)に向けて購入するタイミングについて考えてみます。

2年分の株価の動きを参考にしてみる

実際の例を参考にしてみたいと思います。

昨年3月に新型コロナ感染が広がり株価が暴落しました。

その時のS&P500とARCCの株価がどのように動いたのかを見ていきたいと思います。

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S&P500株価チャート 二年分

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ARCC株価チャート 二年分

二年分のチャートを見てみると昨年3月に見事に暴落しております。

墜落といってもいいかもしれません。

この時はかなりの含み損を抱えてしまったので結構落ち込んだものです。

その後徐々に回復傾向となりS&P500が暴落前の株価を取り戻すのにかかった期間は約5ヶ月くらいです。

一方ARCCは1年ほどかかってようやく暴落前の株価を取り戻すことになりました。

S&P500に投資しておけば含み損で耐える期間は5ヶ月で済みましたが

ARCCに投資していたら約1年ほど経ってようやく含み損から脱出します。

これだけ遅れて回復するのを逆手に取るのが一番リスクが低いのでは?と思っています。

 

 

ARCC購入のタイミングは?

株式市場全体が暴落している際にはどこまで下がるのか分からないですし

正確に予測するのは難しいですが株式市場全体がずっと下がり続けることもないので

少しずつ回復傾向になってきてS&P500が暴落前くらいまでの株価を取り戻したら

ARCCの購入を検討してもいいのではないでしょうか?

ARCCの株価が低迷していてもS&P500が株価を取り戻しつつあるのであれば

割安な価格で放置されている高配当株ARCCに資金が流れ込んでもおかしくありません。

現在の様に株式市場全体がリスクオンになればARCCにまで資金が回ってきます。

その前に購入出来ればキャピタルゲインインカムゲインの一挙両得も夢ではないですね。

購入時に注意する点

基本的にARCCは株価上昇を狙う銘柄ではないので仮に購入するなら

株式市場暴落時に高い配当が維持されることが必要です。

もし減配ともなれば株価も崩れるので購入時には配当が維持されるのかどうかを

必ずチェックしてから購入した方が良いでしょう。

ちなみに過去の暴落時である2008年のリーマンショック時には減配されていて

昨年3月のコロナ禍においては現在の所(2021年4月)配当は維持されております。

最後に

ハイリスクハイリターンなのでARCCに資金の全てを投入するのはオススメ出来ませんが

少額でリスクを許容出来るのであれば高い配当が貰えるので面白いと思います。

今回は購入のタイミングについて考えてみましたが参考にしてみてください。

次回暴落が来たら追加で購入したいなと思っています。

ARCCについての詳細はこちら⇓

【ARCC】初心者にお勧めしたい米国株シリーズ エイリス・キャピタル - セラフの投資ブログ

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