楽天は2020年1-6月期の連結決算を発表しました。
その中身を見ると純損益274億円の赤字で営業損益も207億円の赤字に沈みました。
ちなみに前年同期は純損益1,002億円黒字で営業損益も1,118億円黒字でした。
単純に比較すると大幅黒字からの赤字に転落していますが前年同期時は
有価証券評価益で994億円計上していましたので仕方ない所かも。
新型コロナウイルスの影響で同社の楽天市場の需要は伸びて売上を伸ばしたものの、
楽天トラベルなどの予約減少やキャンセルによって赤字へと転落しました。
同社だけでなくコロナの影響でかなりの数の企業が赤字に転落していますので
ある程度は仕方がないのかもしれません。
また比べる相手が悪いというのは重々分かってはいますが
巣ごもり需要で大きく売上を伸ばしているAmazonと比べると楽天市場はかなり厳しいですね。
筆者の個人的な見解ですが楽天市場でAmazonを超えることは厳しいので
楽天が今後売上を伸ばしていく為には楽天モバイルの成功しかないと思っています。
3大キャリアに割って入れるかどうかは大きな賭けではありますが
今をときめくAmazon相手に戦うよりはいくらか戦いやすいのではないでしょうか。
また楽天は前期は4.5円の配当でしたが今年の年間配当予想を引き続き未定としています。
何とか無配の危機を脱してくれたらいいのですがコロナ禍ではなかなか厳しそうですね。
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