買うのはいいけど売るのはどうするんだろうか。
日本銀行が日本株の上場投資信託(ETF)購入政策で新たに株価の下げが続いているかどうかが
買いを入れる判断材料になっているのではないかという推測が出ています。
基本的にはTOPIXの午前下落率が0.5%超の場合買い入れるのが市場コンセンサスです。
しかし直近では7月20日にTOPIXの午前下落率が0.32%でETFを買い入れています。
今年度に入ってから他にも0.3%台でも買いを入れている反面
0.4%台でも買いを見送っていたりTOPIX下落率だけで動いている訳ではなさそう。
TOPIXが2日以上続落している場合は0.5%超に拘らずに0.25%でも買いにいくのではないかと推測されています。
日銀が買いを入れると1回で約1,000億円程度となっており、
東証一部売買代金が2兆円前後の薄商いではインパクトがかなり大きく
売りを仕掛けるのはかなり難しい状況です。
日銀がETFを買い入れることで株価が安定している東証一部ですが
既に株を持っている人からすれば所有している株が値下がりしにくいのでありがたいことです。
ただ筆者の様に今から資産形成をしたい人にはものすごく邪魔なことをされているとも言えます。
日銀が買いを入れなければもっと割安で日本株を買えるかもしれないのに
下がったらETFでまとめてドカンと買われちゃうので割安では買えません。
しかもこのままのペースでETFをガンガン買い続ければそう遠くない未来に
東証一部上場企業の大株主が日銀になってしまいます。
その為いつかは日銀がETFを売りに出す日が来ます。
実際にETFを売らなくても今後ETFを買わないと言っただけでも株価は危ういかも。
日本株を購入する際はこのリスクを考えた上で購入する方がよさそうです。
筆者は海外株その中でも米国株がオススメです。
投資で未来に種を蒔こう。
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