窓口でしか処理出来ないという日本特有のアナログが生む悲劇。
一律10万円給付する特別定額給付金ですが申請にはオンライン申請または郵送申請の2種類が用意されています。
郵送申請には役所から発送してもらった用紙に記入して返送するということになる為時間がかかります。
その為急を要する人はオンライン申請にて申請しようとするのが自然の流れですが、
オンライン申請する為にはマイナンバーカードが必須となります。
マイナンバーカードは役所の窓口に出向いて発行しなくてはいけないので
持っていない人は窓口へと足を運びます。
マイナンバーカードの普及率は15%程度なのでほとんどの人が持っていない状態。
そうなると役所に人が押し寄せます。
またマイナンバーカードの暗証番号を忘れたり5回間違うとロックがかかり
その場合も役所の窓口まで出向く必要があるので余計に混雑しています。
役所によっては常に200人待ちや8時間待ちなど悲惨な状況です。
政府は不要不急の外出を避ける、3密を避ける様に『お願い』に徹していますが
この状況を生んでしまった申請方法も少し考えた方がよかったのでは?
といって嘆いても仕方ないのでこのコロナをきっかけに
今後せっかく作ったマイナンバーカードの活用方法を考えて役所窓口ありきではなく
役所に出向かずともオンラインで色々な申請も出来る様に現状を変えて欲しい所ですね。
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